セクハラの法的責任

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セクシャルハラスメントとは、性的いやがらせのことをさします。

 
日本では、1989年に福岡の会社に勤務していた女性が、上司を相手取り、日本初の民事裁判を起こしました。

 
そのことによって、日本でセクシャルハラスメントという言葉が知られるようになりました。

 

 

それぞれのケースによって差異はありますが、一般的にいわれるセクシャルハラスメントの法的責任は、人権侵害、不法行為、犯罪行為、使用者責任、雇用契約上の債務不履行があげられます。

 

 

個人の尊厳を保障する日本国憲法13条において、私たち一人一人に性的自由や性的自己決定の自由が認められています。

 
セクシャルハラスメントは、この権利(人権)を侵害する行為に他なりません。

不法行為は、故意または過失によって他人の権利ないし利益を違法に侵害し、その結果、損害を与えた場合に成立します。

 
その行為に違法性があり、不法行為が認められると、損害賠償請求ができます。

 
違法性の判断は、どのような行為がセクシャルハラスメントになるのかということが一般的に判断されるのではなく、「行為の具体的態様、当事者相互の関係、とられた対応等を総合的に吟味する必要がある」(大阪地裁平成8年4月26日判決)とされています。