実際にこの被害者になってしまった場合には、上司の言動すべてが嫌になるのが通例となっております。

 
上記内容に自身の思い込みが介入してきますので、特に自分に当てられた内容でない場合でも自分に関わっているのではないか?という被害妄想的な部分も多少なりとも出てきてしまうのです。

 
被害の記録をエビデンスとする為に証拠を確保しておくというのはひとつの対処法ではありますが、それを押えたところで社内のどこにエスカレーションしていけばいいのかがわからずに、そのままずるずると時間ばかりが経過してしまうケースもあります。

 
他の人が頼りにならない場合は自分自身の考えを変えていくということが有効であり、一般的には認知行動療法と呼ばれております。

 
上司の何気ない言動について関わらないようにしたり、何についても嫌悪感を抱いたままでは被害妄想意識ばかりが強くなります。

 
無視されているのならばまだいいのですが、自分が攻撃対象になっているという意識が強くなると、上司との人間関係はさらに悪化することになり、最悪は修復不可能となってしまいます。

 
上司が人間的にはまっとうであることが前提条件とはなりますが、行動の背景や取り巻く事情などを書き出してみた上で、自分自身が踏襲しているニーズや性格、強みや弱みをも客観的に書き出すことによって上司も自分も対等な立場にあることを意識できるようになると、特別視する動きや思いが薄らぐことになります。

 
上司と自分が定義している目標と課題について関連づけるようにした場合、信頼加減や誠実さを前面に挙げた関係修復を構築することができる可能性が出てきます。